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 【No.083】
世の中よ    (よのなかよ)
道こそなけれ  (みちこそなけれ)
思ひ入る    (おもいいる)
山の奥にも   (やまのおくにも)
鹿ぞ鳴くなる  (しかぞなくなる)
 【作者】
皇太后宮大夫俊成
(こうたいごうぐうの・だいぶしゅんぜい)
※性別:男性

藤原俊成 (ふじわらの・しゅんぜい)のこと。
藤原定家(ていか)の父。
 【意味】
世間というものには、
逃げ道というものは無いんだよ。

逃げたいと思って山奥に入っても、
鹿が悲しげに鳴いているのだから。
 【顔文字劇場】
もう、人間の世界は嫌だ!
山にこもるよ!
\(T_T;)/=3=3

       Ψ・エ・Ψケーン!
     Ψ・エ・Ψケーン!

<(T◇T)> アウゥ
なんて悲しげな鳴き声!
山奥に逃げてきても、
悲しいことがあるんだね!
 
 
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